<2021年9月のひとりごと>
毎年、次から次へとマラソンで日本を代表する選手を生み出す実業団チームがある。
そんなチームには必ず優れた監督かコーチがいる。
男子では三菱重工(前MHPS)、少し前の旭化成と中国電力。
女子では天満屋である。
面白いことにこの4チームはすべて九州や中国地方のチームである。
大学の箱根駅伝で活躍したタレント選手の多くは東京の実業団に入るがマラソンでの成功率は低い。
上記の4チームは地方チームということで大学のエース級の選手獲得が困難な時代があった。
それでエースに次ぐ3番手、4番手の選手を獲得して育成に時間をかけ、日本を代表するマラソン選手に育て上げている。
私はこの4チームの監督をみな知っているが、マラソン選手を育成するノウハウと選手ひとりひとりの潜在能力を引き出す能力に優れているのだと思う。
マラソンは陸上競技の他の競技と違って一流の選手を育てるのに時間がかかる。
アスファルトに打ち勝つ強い脚を作りあげるのはそう簡単なことではなく、多くの時間を要する。
選手も大変だが、監督やコーチも相当タフでなければ本物のマラソン選手を育てることは出来ないであろう。
以上
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